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サニの蜘蛛トーテムの伝説

著者: ソース: 更新:2019-04-28

大昔のサニ人はイ族語で「果饒」と呼ばれる美しいところ、現在の昆明に住んでいて、安穏な暮らしを送っていたと言われている。温厚で誠実なサニの「尼王」は、神剣を持っており、何度も外族侵犯の抵抗に成功していた。彼が刀を振り回して呪文を唱えさえすれば、侵入者の頭は次から次へと地に落ちて死んでいく、万が一自分の首を切られても、「尼王」は頭が新しく生えてくる方法が知っているという。

その後、彼は外族の美しい娘を嫁に迎えた。その娘は甘い言葉で彼の信頼を騙し、呪文の秘本を得た。尼王は、「私も死ねる。尖刀草で首のところを三回なぎ払えば、私は復活できなくなる。」と言った。尼王の妻は、呪文の秘密を実家の首長に教え、内外呼応で尼王を殺害した。外族はサニ人を「果饒」の城から追い出し、サニ人を追いかけて殺そうとした。家を失ったサニ人は路南石林あたりに逃げて、ある洞窟に隠れた。その洞窟の入り口はすぐに蜘蛛の巣で覆われた。追っ手は洞窟の入り口まで駆けつけたが、蜘蛛の巣が張っているのを見て、洞窟に隠れるはずがないと思い、そこを離れた。危険を無事乗り越えたサニ人は、危険な状態を安全な状態に変え、ここで耕作や機織をして子孫を残した。それから、彼らは蜘蛛を命を守る神として崇拝するようになり、蜘蛛はサニ人のトーテムにもなった。

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