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長湖

著者: ソース: 更新:2019-04-13

長湖は、石林景区から26キロを離れる長湖町維則村に位置し、標高1907メートルの山々に囲まれている。水面の形はすらりとした少女に似っていて、民間伝説の人物である阿詩瑪の故郷とされている。長湖は、樹木が生い茂る山に隠れているから、昔は訪れる人はほとんどないため、「蔵湖」とも呼ばれていた。

主に独石山、大尖山、二尖山、三尖山、磨磐山、蓬莱島、圓園湖などの観光スポットがある。面積3.94平方キロで、キャンプ、バカンス、療養、水上アスレチック、弓術、民族舞踊の鑑賞と体験を楽しめる娯楽やレジャーの名所である。

長湖は溶岩湖であり、地下水から供給されている。周長5キロ、幅300メートル、平均深度24メートル、水が透きとおって汚染されていない。青山に囲まれて、植物被覆率95%以上に達している。空気がきれいで、透明度がいい。湖に小さな島があり、湖岸は雲南松を中心とした森林で、地勢は穏やかで、沢山の小さな湖に分けられ、環境が静かで美しい。

船漕ぎ、釣り、登山、弓術、野外料理、花摘みや果物狩りができる。テントも常備しているため、夜は湖畔に泊まり、月が山を登り、水が波打ち、友人二三人を誘って船を揺らし、酒を楽しみ、赤壁に遊ぶ蘇東坡のような趣を感じることもできる。キャンプファイヤーをして、歌って踊って、神経を緩め、楽しさのあまり帰るのも忘れられる。才子と佳人が意気投合して、ここでデートするのは、実に最高である。

ここは阿詩瑪が顔や服を洗う場所だと伝えられている。

毎年旧暦の六月二十四日に、サニ人が長湖での盛大なたいまつ祭を迎えることになる。その時、ここは歌、花、人の海になって、摔跤、闘牛、大三味線の踊りが行われ、非常に見どころがある。

圓湖は長湖の2キロ南にある。大型車両が通る道で繋がっていて、湖が小さくて、水質が良くて、山々に囲まれていて、まさに「山青水緑」である。

独石山は維則村にあり、高くて険しい。清咸豊の年に、イ族の義軍指導者の趙発氏が数年もここで営舎を設けていた。現在、家屋の遺跡、石の井戸、石の牢屋、石の城壁などが残されている。営盤石積のアーチ形の門は今も巍然と聳え立っている。1938年、呉晗氏がここを視察し、山頂の石壁にを詩残した。

長湖は一年中楽しむことができる。四季にそれぞれの味わいがある。

長湖の入場券は10元/人で、電動車運賃は10元/人(景区の正門と湖畔の間の往復運賃)で、レンタル竹筏の料金は1時間30元である。

テントには大、中、小の3種類があって、一泊で20元/人である。底は厚い木の板であり、平滑で湿気を防げる。中には寝袋とフェルトのマットレスも備えており、大きいサイズの場合、3-4人が宿泊できる。

売店やレストランが設置されている。山菜や魚が用意されており、様々なバーベキューもある。通信も便利で、全国各地に直接で電話することもできる。

時間が十分ある場合、まず石林景区を見物し、午後には車で長湖に行って一泊宿泊し、夜の舟遊びとキャンプファイヤーの楽しさを体験して、翌日の昼に戻るのがお薦めである。

虫刺されを防ぐために、風油精などの薬品を用意するのがお薦めである。

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