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サニ伝説『レスリングの由来』

著者: ソース:石林県文体 更新:2019-06-25

男の勝負

口述文学『レスリングの由来』は、昆明市石林イ族自治県のサニ村落に広く伝わる口述文学作品である。サニ人のレスリングは百年以上の長い歴史がある。今になって、レスリングはあ闘牛と同じように、石林「たいまつ祭」の主な行事の一つになっている。

力の美

昔には、ある漢民族の兄の故郷は戦争で社会秩序が乱れて不安な状態にあった。家が壊された彼は、サニ人の住む地域に避難し、出会ったある牧童と契りを結んで義兄弟になった。二人は一緒に暮らし、一緒に山に登って牛やを羊放牧していた。

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ある日、二人は山で牛を放牧していた。一匹の牛が草結石症にかかり、急に草を食べず、水を飲まずに立ち止まって、お腹がパンパンに膨らんだ。非常に焦った兄弟二人は、とっさによい知恵が出し自分で方法を考えて薬草を探してきてペースト状に打って、牛に飲ませた。しばらくすると、牛が薄い大便をしてから、しっぽを振って草を食べ始めた。兄弟二人は喜んで相手の首に抱きついて、興奮して地面を転げ回っていた。それを目にしたある老人は、二人が喧嘩しているのかと思って、原因を聞きいたら、「牛は農民の命だ、牛が治ったなら、大いに祝うべきだ。二人はどっちが力持ちかを勝負しよう」と言った。兄弟二人は勝ち負けを決めることにした。そうでなければ、一日転んでも、どっちの力が強いかわからないと言った。老人は「よし、じゃ三番勝負で、背中が先に地面についた方の負けとしよう。」と言った。そこで二人レスリングを始めて、何度も何度も勝負した。二人は嬉しくて笑いが止まらなかった。

日時が少し過ぎた後、故郷の戦禍が収まり、漢民族の兄は実家に帰った。その後、サニ人の弟は漢民族の兄の家に行って、レスリングで再会を祝った。漢民族の兄はまたサニ人の弟の家に行って、サニ人の弟は蕎麦餅の蜂蜜つけで兄を招待し、そして、二人のレスリングを見に来るように村中の人々を招いた。

このようにレスリングはサニ人の伝統的なスポーツ種目になった。

子供のレスリング

レスリングの由来は、漢民族とイ族サニ人が団結して兄弟のように親しくなる逸話である。さらに重要なのは「レスリング」という民族伝統的なスポーツ形式が今も受け継がれ、大々的に広められていることである。

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