圭山、石林県の境内にあり、雄大な山の形が大海亀の背中に似ているので、「老亀山」という名となった。その後音訳を直すと「老圭山」になる、イ族の言葉は「構波瑪」と語り、その意味は「オオカリの山」である。山の標高は２６０１メートル、南北の長さは１４キロメートル、幅は１０キロメートル、総面積は３２０６ヘクタール、雲嶺山脈の余脈と繋いで、ふもとの相対高さは９８１メートル、県内最高の山である。圭山は亜熱帯低緯高原山地気候に属し、年間降水量は９７０ミリメートル、年間平均気温は１４℃、年間平均霜が降りない期間は２１０日、月の平均気温の差が大きくない、冬暖かく夏涼しい、四季が春のようで、旅行休暇・のんびりして避暑する良い行く先である。しかも圭山は有名な石林観光地の付近にあり、阿着底と言う“イ家楽”生態村との距離は僅か１０キロメートル、それと一緒に美しい自然復帰の風景線となる、非常に高い観光開発価値を揃えている。

圭山地域には古代の可溶性炭酸塩堆積岩と石灰岩で形成した典型的なカルスト地形が広く分布している。奇峰、鐘乳洞、落水漏れが広がった地形の景観はその特有のものである。彩雲壁、摩天岩が林海の中に時に隠れ、時に現れ、そのピンク色と白黒交互する絶壁の高さは数十丈、高くそびえて立っている。

 圭山の森林カバー率は８０％、多様な森林の植生が分布していて、多くは高原の亜熱帯の季節風の影響によって形成された半湿常緑広葉林である。主は雲南のカシワ・清香木・黄毛のカシワ・ツツジ等群落植生を構成している。圭山地形の浮き沈みとともに、芝生もいくつかに分かれている、情趣が溢れる。春と真夏の季節になると、豊富なシダ植物例えばツメクサ・彩葉草・雲南の紫草・セッコク・ゲンチアナ等野の花は次々と咲き、鮮やかで、グリーンカーペットのような柔らかい芝生の上で散歩して、ほのかな香りが鼻について気持ちが爽やか。貴重な植物と天然の薬草は圭山の隅々に至る、よく見る植物は４６０種余りがある。国家の二級保護植物は：紅椿・雲南樟木・三尖杉・ケヤキの木・カラホオ・トチュウ・うちわワラビ等；省の二級保護植物は：小果南烛・裂果漆；省の三級保護植物は：滇香木・荼条木・十大功労・刺黄莲等、そして雲南人が自慢する三大名花―茶花・ツツジ・サクラソウを持っている、薬草にはそううず・葉上花・オニノヤガラ・三本針・カラスビシャク・ユリ梅・ゲンチアナ・キキョウ等百以上種類があり、これら稀少で貴重な植物はすべて人類にとって貴重な自然資源、生物多様性の保護・遺伝学・生態学及び社会と経済発展等面に対して非常に高い価値がある。

圭山の山が高くて森が鬱蒼としげった、森林の生態環境が良く、野生動物の天然生息場所である。主な野生動物は：センザンコウ・ハクビシン・キョン・鷹・ハッカチョウ・キジ・ガビチョウ・啄木鳥・白腹キンケイ・カササギ・野兎・オオジャコウネコ・リス・ヒキガエル及び青竹標・緑蛇・トカゲ等がある。

圭山の東北部の地形がゆるやかで、南西の両側の山体が高くて険しい、絶壁がそびえている。森林と険しい峰が融和して一体になる、山体が真ん丸くて天を突くように、山の外で立って異なる角度から圭山を見て、誠に「横から山が嶺に見える、側から山が峰に見える、遠近と高低がそれぞれ異なる」である。

圭山、天が高くて地が広い、景色や事物の変化が富んでいる。山頂に臨むと、朝に赤い日の朝焼けが見える、夕方にゆっくりと落ちた夕日が見える；晴の日に、遠く眺めると、近隣四県の美しい平原田畑・河川と湖・霧が深くてぼんやり見えてきた、人をうっとりと見とれる。最も忘れられないのは冬雪季節の圭山、それは銀色の装いがあっさりしていて、氷の彫刻の玉を巻く磨く世界である。その中にいると、自分もこの氷玉の世界に浄化されてる気がした。雲海も圭山の一大の景観であり、白い霧のように時には昇って、時には飛ぶ、時には立つ。上昇するとき群峰が腕を現す、山の花は笑顔を開け；飛ぶ時に山々がぼんやりして、樹海は時に隠れ時に表す；立つ時は見渡す限りの水のように天地を融合させる。この景観はそんなに神秘的で測れない、自然の奇妙さを深く感じさせる。

圭山は光栄な革命歴史記念地、嘗て雲南人民は解放戦争の中に国民党反動派に第1銃を打ち鳴らす革命根拠地である。朱家壁将軍は人民軍隊を率いて敵軍と前後10数回戦った、師宗・丘北を攻略し、広南を解放し、圭山に革命根拠地を建立した、雲南の解放事業に重要な貢献をした。朱家壁将軍紀念碑は群峰に囲まれた森林の中にある、後代の人に対して革命歴史伝統教育には積極的な作用がある。

圭山の上には一つ寺があって、名前は圭山寺、または圭鏡寺である。圭山の東北の坂にある、明朝に建てられた、方円周辺の4県（瀘西、弥勒、師宗、陸良）の郷民が最も崇拝する仏教の名山の名所でる。史は「圭山は東の州にある、林の陰は鬱で、山の頂には池があって、干ばつが枯れることはない、池の下に寺があり,俯瞰が広く,昔は秦の地主が住んでいた。」ここ数年、臨県の民は自動寄付して、仏殿・草庵寺・玄天閣などを修復する。毎年旧暦の3月3日ごろには、地元や近隣の郡や村人から仏教徒の敬虔な人々何千人が巡礼のために寺院に行き、非常ににぎやかだである。

圭山は民族が多い地方で、ミャオ族・イオ族の支系のサニー・黒イ族・白イ族・イ青と漢族と雑居し、それぞれの民族は自分の歴史が悠久で、多彩な民俗風情の文化があり、共同的に圭山地区の長い源、姿が美しい風情を構成した。

圭山，林海は茫々として、広々として、勢いは広大である。2000年に12月28日に国家林業局に許可され、国家級の森林公園になった。

圭山国家森林公園は、多様性の森の植生と多種の野生動物を持つだけでなく、そして独特な民族文化、濃厚な民族風情と宗教文化、それとも革命歴史記念地もある。カルスト地形はそれに奇妙な風景を加え、現代人のレジャー休暇と生態旅行の理想的な行く先である。