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イ族(サニ)レスリング

著者: ソース: 更新:2019-04-28

サニのイ族語では、レスリングの音訳は「バンガ」である。最初は雨乞いと村を守るためのものである。その後、徐々に民間競技活動に発展してきた。イ族には「奢るには酒がなくてはならず、楽しみにはレスリングが欠かせない」という諺がある。レスリング競技活動はイ族人にとって特別な意味があることが分かる。祝日のたびに、レスリング場には3歳の子供から90歳の老人までの姿が見られる。この伝的な競技は悠久たる歴史を持っている。史料によると、この行事は唐朝天宝年間に始まり、後世に伝わって今に至ったそうだ。イ族サニ民間にはレスリングの達人が多くいる。20数年間全県の覇を唱えてきた先輩の大力士——畢有恒、全国運動会のチャンピオン——畢紅英、全国チャンピオン二連覇と外モンゴルインターコンチネンタル大会準優勝を獲得した若い新鋭——黄畢興などの多くのレスリングの達人がいる。

石林イ族のレスリングは国際レスリングフリースタイルに近い。体重によって五つのランクに分けられる。レスラーは太鼓の音楽に合わせて列を作って競技場に入り、グラウンドを一周してからまず二人が対戦する。レスラーは両サイドから相手のベルトを掴み、腰を抱く、片足を抱く、背負い投げる、足を突き抜ける、腕を挟み返すなどの動作で、相手を倒し、相手の両肩が地面に付いたら勝ちとなる。レスリング試合はの三番勝負が一般的である。敗者が退場し、他の選手が入れ替わって出場する。対戦する人がいなくなれば、勝者は「大力士」と称され、数丈の赤い布が贈られる。このスポーツは鑑賞性が極めて高い同時に、イ族人民が勇敢・友好・聡明・壮健な男の子を育つ教室でもある。

現在、この伝統競技は「国家級無形文化遺産保護リスト」に登録された。

レスリング

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