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著者: ソース: 更新:2019-04-12
大糯黒村は石林県城の南東30キロメートルの所に位置し、石林県阿詩瑪民族文化観光生態モデル村の一つであり、2007年に第一回「昆明市文化観光特色村鎮」に選ばれた。
大糯黒村の人々は代々山の石板で家屋を建てる。これらの青石は幾重にも重なり合って、時々深く時々浅い色合いは、素朴で古びいて、歳月の痕跡とサニ人の生活の変遷を記録している。独特の石の景観は、糯黑村に「石が凝結した村落」や「石の中の精霊」などおの名誉をもたらし、画家、写真家や多くの観光愛好家の人気を得ている。ここの風土風俗を採集する文化人が一年中跡を絶たない。
現在、大糯黒村には5軒のアグリテイメント施設があり、300人以上が同時に食事できる。一般の家庭も個人客を接待できる。夜には、風味独特の原始的イ族料理と甘いトウモロコシの酒を召し上がった後、イ族の民家を訪ねて若い阿詩瑪や阿黒哥たちと一緒に焚き火で騒ぐこともできるし、静かに石板家屋に横になって、月を見て、星を数えて、野山の虫の鳴き声や松風の音を聞くこともできる。
糯黒村石板家屋:昆明市の市級無形文化遺産リストに登録されている
「糯黑村石板家屋」(伝統建築)は昆明市石林イ族自治県糯黑村の特色のある伝統的住居建築様式である。糯黑村は、緑の木が生い茂げ、山々に囲まれている圭山の山奥にある。糯黑村に石山が多くて、石材の紋様がはっきりしているため、イ族サニ人に家屋を建てるための豊富な石材と木材を提供している。勤勉なサニ人はこれを頼りに独特の石板家屋を建てた。糯黑石板家屋は、二階建てが多くて、上下それぞれの3つの間に分けている。梁、柱、垂木、櫓はいずれも木材で、破風、壁と塀は石板で築き、床に薄い石板を敷き、形が独特で美しくて、実用的で丈夫である。石板家屋は人々に難攻不落な安心感を与えている。
糯黑村はカルスト地形が発達している地域にあり、有名な老圭山と向かい合っている。青山に囲まれ、緑の木が木陰になっている。中間部分は凹んでいて、地勢が時々険しく時々平らである。村の人々は比較的に平らなところで石を削て平地にして、山を背に集落を作った。家屋の前後に百年の樹木と青竹が飾りになっており、集落には養魚池や家畜の飲用水になる巨大な池がある。イ族サニ人家庭は石板、石塊で築いた三百棟の石坂家屋がに散らばってる。鮮明な民族の特色を持つ石板家屋と石畳通りは、全国に唯一無二である。糯黑村の住居建築の全体の配置が合理的で、設計が巧妙で、入り組んで極めて情趣に富んでいて、独自の特色を持つイ族サニ人の自然村落である。鮮明な民族的特色と地方的特色が溢れている糯黑石板家屋は、建築様式が独特で代表性があるため、独特な観光資源である。美学価値と科学的研究価値が高い糯黑石板家屋の保護と開発は、観光産業の推進に深い現実的意義がある。
2005年、「糯黑村石板家屋」(伝統建築)は昆明市人民政府(昆政復【2005】57号)によって、第1陣となる昆明市無形文化遺産保護リストに登録された。
石林イ族自治県糯黑イ族伝統文化保護区:雲南省省級無形文化遺産保護リスト
糯黑村は昆明石林風景名勝区から東約25キロところに位置し、典型的なイ族のサニ人集落である。1398年に建てられ、今まで610年の歴史がある。昔の宿道での必ず通らなければならない道である。昔現存する石板家屋と石畳通りは、カルスト地形で石材や石塊を建築材料として建てられた少数民族の住居建築の代表的村落である。サニ人の居住文化と自然環境の生態関係を表している。
清嘉慶21年(西暦1816年)から1949年までの133年間、糯黑のほとんどの土地は陸良の資氏が所有するものである。軍閥の混戦が絶えず、盗賊が猛威をふるう当時の状態から、村の安寧を守るため、資氏が民衆を率いて石で壁や家屋を築き、刺のある藤を植えてに覆い、砲火を防いでいた。歴史、民俗、生存環境の関係で、糯黑独特の石建築様式が引き継がれ、サニ人の建築芸術と村落文化を知るための重要な集落一つになっている。
糯黑村は、地域環境が美しく、歴史文化が悠久で、少数民族の文化的蓄積も深い。文字、口述文学、住居建築、刺繍工芸、少数民族の習俗がそれぞれ特色を持っている。
2005年、「糯黑イ族伝統文化保護区」は雲南省文化庁の許可を経て、第1陣となる雲南省無形文化遺産保護リストに登録された。